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アスベストの使用禁止はいつから?法的規制の流れや背景を解説

2023.01.27

「いつ頃に建てられた建物にアスベストが使われているのだろう」
建築業や解体工事業への就職をお考えの皆様はこのような悩みをお持ちではないでしょうか。

使用禁止となったアスベストは私達の生活のいたるところに存在していました。
特に、アスベストが数多く使われていたのは建築物です。
アスベストは、いつから使われ、いつから使用禁止になったのでしょうか?

当記事ではアスベスト作業に不安がある方のためにアスベストはいつから使用禁止になったのか、時期・経緯・被害予防の施策を詳しく説明します。

 
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アスベストの使用禁止はいつから?法的規制の流れや背景を解説

アスベストとは

今日では使用禁止となっているアスベストは、石綿と呼ばれる繊維状鉱物の総称です。
断熱性、耐火性、絶縁性、防音性などに優れ、アルカリや酸のような化学製品にも強いです。

そのため非常に重宝され、かつてはさまざまな場所に使用されました。
特に、多数の建材製品と工業製品に材料として採用された経緯があります。

アスベストの規制・使用禁止はいつから?理由も解説

アスベストは多用された一方で、以下の通り有害性があるのも明らかになりました。

● 飛沫により人体に容易に吸引される
● アスベスト起因の疾患(石綿肺、肺がん、悪性中皮腫など)を発症する
● 潜伏期間が数十年に渡る

過去にアスベスト曝露した方の身体に現われている悪影響が、近年表面化しています。
実際、平成7年に全国で500人だった中脾腫による死亡数は、令和2年には1,605人と大きく上昇しているのです。
こうした健康被害の顕在化により、政府はアスベスト使用禁止の対策に乗り出しました。

アスベストの使用禁止の法規制はいつから?

アスベストは1970~90年代の建物に多く使用された一方で、1960年にじん肺法が制定されて以降段階的に使用禁止さされました。
以下が、その主な変遷です。

時期 法規制
1975年 5重量%を上回るアスベストの吹き付け作業を禁止(使用禁止ではない)
1995年 1重量%を上回るアスベストの吹き付け作業を禁止(使用禁止ではない)
2006年 労働安全衛生法施行令の改正によりアスベストの全面使用禁止

重量%とは100g中に含有される特定物質の割合を指します。
2006年以前の建物には程度の差はあれど、アスベストはある程度使用されていました。
しかし2006年以降、アスベストは完全に使用禁止となっています。

アスベスト使用禁止!被害から作業員を守るための施策

政府は健康のために、作業員に対してさまざまな講習を義務付けています。
例えば、現場の安全性を確保するため下記講習を実施しているのはその一環といえるでしょう。

● アスベスト含有の建造物解体に必要な講習
● アスベスト調査に必要な講習

国として環境に配慮した施策も進めています。
以下では、各施策を詳しく解説します。

アスベスト含有の建造物解体に必要な講習

アスベストを含有する建造物の解体には「石綿取扱作業従事者の特別教育」、または「石綿作業主任者の技能講習」の受講が必須です。

これらの講習では、以下のような内容を学べます。

● アスベストの有害性や使用状況
● アスベスト作業時の保護具の使用方法
● アスベストの健康被害を防ぐ措置

アスベストに関わる作業をするならどれも必須の項目となっており、曝露防止に欠かせない知識も得られます。
18歳以上なら、誰でも受講可能です。

アスベスト調査に必要な講習

2020年には、建築物の解体・改修作業の前に対象となる建材や建物の調査が義務付けられました。
また、調査には建築物石綿含有建材調査者があたる事も、2023年10月より義務化されます。

なお、アスベストの調査に関わる作業をする方は、所定の講習を受講のうえ修了考査への合格が必要です。

国として今後の施策

以前の建築物解体前の調査では、調査報告の責任者が法令で明確にされていませんでした。
そのため、責任の所在があいまいとなり、調査報告の正確性に欠けていたとされてます。

この状況を踏まえ2013年の大気汚染防止法の改正では、施工業者のみならず工事発注元も責を負うと決められました。
その理由は、建築物解体にあたって事前調査を徹底するためです。

さらに、前述した建築物石綿含有建材調査者の義務化が行なわれるなど、今後もアスベスト被害防止に向けた施策が推進される予定です。

 

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アスベスト使用禁止!取り除く作業員になるには勉強をいつからすればいい?

アスベストに関連する作業を行なうためには、まずは「石綿取扱作業従事者の特別教育」を受けなければなりません。
こちらは内容が比較的容易であり修了試験もないため、少ない負担で受講できます。

そのあとに「特別教育」の一段上にある「技能講習」を受ければ、石綿作業主任者として作業への従事が可能です。
これは労働安全衛生法で定められた国家資格であり、現場監督の役割を果たす場合は必須の資格です。

業務の幅が広がるため、将来的なステップアップを得たい方はぜひ取得しましょう。

使用禁止のアスベストを取り除く作業員|中沢工業ならいつから働ける?

中沢工業では現在使用禁止となったアスベストを除去する作業員を募集しています。
アスベスト作業員は危険な作業に従事する一方、以下のようなたくさんのメリットがある仕事です。

● 未経験でも入りやすく、専門性が身に付く
● 現場経験を積むと人材としての価値が上がり、転職しやすくなる
● 特別教育を受講した方だけが作業に従事できるため、現場で必須の人材になる

採用された方は講習を受け、すぐに働けます。
ぜひ、やる気のある方からのご応募をお待ちしています。

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まとめ

「アスベストはいつから使用禁止なの?」
その答えは、2006年からです。
アスベストは、いつから使用されていたのか、気になる人もいるでしょう。

1970~90年代に大量に使用されていたアスベストは、有害性が明らかになってから段階的に法規制されました。
しかし2006年には全面使用禁止となり、それ以降の建造物には使用されていません。

アスベスト作業で力を発揮できる人材は今後も必要とされます。
記事で正しい専門知識を身に付けて、アスベスト作業員として社会に貢献してはいかがでしょうか。

 
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